スマホを2台持ちする方が
年々増えてきています。
そんな中でよくある疑問が、
「LINEを2台で同時に使いたい」
というもの。
トーク履歴や友だちリストを
どちらの端末でも確認できたら、
とても便利ですよね。
この記事では、
LINEのアカウントを2台のスマホで使う方法と、
仕組み・制限・注意点まで
わかりやすく解説します。
・2台で使う際の条件
・設定手順と注意点
・できること・できないこと
LINEの複数端末利用ルール(2025年版)
LINEは、以前は「スマホ1台のみ」の
利用が原則でしたが、
2025年3月のアップデートで
Androidスマホをサブ端末として使える
ようになりました。
現在の仕様では、
以下のような組み合わせでの利用が可能です。
メイン端末 | サブ端末 | 可否 |
---|---|---|
iPhone | Androidスマホ | ◯ |
Android | Androidスマホ | ◯ |
iPhone | iPhone | ✕ |
Androidスマホ、iPad、PC のいずれか。
iPhoneをサブ端末にはできません。
サブ端末ってなに?
サブ端末とは、
メインのスマホ以外に、
同じアカウントでログインして
LINEを使える端末のことです。
LINEでは、サブ端末として
最大3台(Android/iPad/PC)まで
同時にログインすることが可能です。
2台目スマホで使う手順
① メイン端末でログイン許可をON
LINEアプリを開いて、
「ホーム」→「設定」→「アカウント」と進みます。
「ログイン許可」をONにすることで、
サブ端末からのログインが可能になります。
② サブ端末でQRコードログイン
サブ端末でLINEアプリを起動し、
「ログイン」→「サブ端末としてログイン」を選びます。
表示されたQRコードを、
メイン端末のLINEアプリで読み取って、
「ログイン」をタップすれば完了です。
この方法で、Androidスマホを
2台目のLINE端末として利用できます。
2台目スマホでできること・できないこと
できること
サブ端末でも、以下の機能は
メイン端末とほぼ同じように
使うことができます。
友だちリストの閲覧
直近1か月分のトーク履歴の同期
メッセージの送受信
写真やスタンプの送信
通話・ビデオ通話
通知の受信(設定可)
通知は両方の端末で
同時に受け取ることも可能です。
できないこと・制限があること
サブ端末では、以下のような
制限や注意点もあります。
トーク履歴は直近1か月分のみ表示
古いトークは閲覧・検索できない
LINE Payやウォレット機能は非対応
一部の連携サービスが利用不可
iPhone2台での同時利用は不可
iPhone+iPhoneの組み合わせでは
LINEを同時に使うことはできません。
設定時の注意点
「アカウントの引き継ぎ」は使わない
サブ端末にログインするとき、
絶対に「アカウントを引き継ぐ」は選ばないでください。
これを選ぶと、メイン端末のデータが
完全に上書きされて消える
可能性があります。
トーク履歴のバックアップ
過去のトーク履歴が必要な場合は、
メイン端末でバックアップをしておきましょう。
Googleドライブなどのクラウド保存を使うことで、
スマホの故障や紛失にも備えられます。
通知設定の調整
サブ端末でも通知を受け取れますが、
通知が不要な場合は
端末ごとに個別に設定しておきましょう。
2台同時利用のメリット
2台目スマホでLINEを使えるようになると、
以下のようなメリットがあります。
スマホが壊れてもすぐ対応できる
仕事とプライベートを使い分けられる
通知ややりとりを複数端末で確認できる
よくある質問(FAQ)
Q. 電話番号が違っても大丈夫?
はい。サブ端末に電話番号は不要です。
メイン端末で設定したLINEアカウントで
そのまま使えます。
Q. トーク履歴は全部見られる?
いいえ。サブ端末では
直近1か月分のみ表示されます。
それ以前のトークは、
メイン端末からでしか確認できません。
Q. iPhone2台では同時利用できる?
できません。iPhoneを
メインにもサブにも同時に使う
ことはできない仕様です。
まとめ
LINEのアカウントは、2025年現在
Androidスマホをサブ端末として
利用することで、
2台同時に使うことが可能です。
ただし、トーク履歴や一部機能には
制限があるため、
事前に把握しておきましょう。
設定の際は、
「引き継ぎ」ではなく「サブ端末としてログイン」
を選択してください。
バックアップや通知設定も含めて、
安全に活用できるように準備しておくと安心です。