PC版LINEでビデオ通話を利用できない場合の
一般的な原因とその解決策について説明します。
LINEのカメラ設定をチェック
まず最初に、LINEアプリのカメラ設定を見直しましょう。
操作手順は次のとおりです。
画面の左下からメニューを開き、
「設定」を選択し、「通話」タブをクリックします。
使用中のカメラが正しく接続されているかを確認してください。
たとえば、ノートPCの内蔵カメラが使用されている場合、
「Integrated Camera」が選択されていることを確認します。
PCがカメラを使用できるように設定する
PCの設定で、LINEがカメラを使用できることを確認してください。
Windowsの場合
スタートメニューから「設定」へ進み、
「プライバシーとセキュリティ」を選択して「カメラ」をクリックします。
「カメラへのアクセス」を有効にし、LINEでカメラが使用できるように設定します。
Macの場合
Macではアップルメニューから「システム環境設定」に進み、
「セキュリティとプライバシー」を開きます。
「プライバシー」タブを選び、「カメラ」をクリックし、
LINEがカメラにアクセスできるようにします。
インターネット接続の問題を確認
不安定なWi-Fiや多人数でのインターネット使用が
原因でビデオ通話が不安定になることがあります。
インターネット環境に問題があると感じたら、
ルーターを再起動してみましょう。
LINEのオーディオ設定を確認
通話中に音声が聞こえない、またはマイクが反応しない場合は、
「スピーカー」と「マイク」の設定を確認しましょう。
内蔵スピーカーやマイクが「システム設定と同じ」
または「既定のマイク」に設定されている場合、通常は正常に機能します。
通話相手のインターネット環境の問題を考慮
特定の相手とビデオ通話ができない場合、
相手のインターネット環境に問題がある可能性があります。
ビデオ通話中のカメラの状態を確認
通話画面でカメラアイコンがオフになっている場合は、
クリックしてオンにしてください。
相手の映像が見えない場合は、
相手にもカメラをオンにするようお願いしましょう。
参加者数が多い場合の注意点
PC版LINEのビデオ通話は最大で500人まで参加可能ですが、
多数が参加するとシステムへの負荷が増加し、
エラーが発生する可能性があります。
また、参加者が増えた場合には自動的に
音声通話モードへ切り替わることがあるため、注意が必要です。
PCとLINEの再起動について
PCやPC版LINEに一時的な障害が生じている場合、
アプリやPCを再起動することで問題が解消されることがあります。
再起動を試してみてください。
他のカメラ使用アプリの影響
ZoomやSkypeなど、他のカメラを使用するアプリが
バックグラウンドで動作している場合、
PC版LINEのビデオ通話に影響を与えることがあります。
タスクマネージャーを開き、
動作中のカメラ使用アプリを終了させることをお勧めします。
トラブルシューティングツールの利用
Windowsユーザーは、システムに組み込まれている
トラブルシューティングツールを利用して問題を解決することができます。
スタートメニューから「設定」を開き、
「システム」タブの「トラブルシューティング」を選択し、
「その他のトラブルシューティングツール」で
「カメラ」のトラブルシューティングを実行してください。
LINEの最新バージョンを確認
PC版LINEが古いバージョンの場合、
ビデオ通話機能に問題が発生することがあります。
画面左下のメニューから「LINE情報」を選び、
現在のバージョンを確認し、必要であれば表示される
アップデートボタンをクリックして最新バージョンに更新してください。
LINEの再インストールを検討する
上記の方法で問題が解決しない場合、
PC版LINEの再インストールを検討してください。
再インストールしても、友だちリストや
近い期間のトーク履歴は保持されますが、
より古い履歴が必要な場合は、
事前にバックアップを取っておくことを推奨します。